2月中の活動報告

OBOG、並びに関係者の皆様、いつもお世話になっております。4回生の塚田裕介です。


2月中の活動報告をさせていただきます。

2月の活動は感染拡大防止のため、オンラインにて座学中心の活動を行いました。


5日は新一年生の育成計画を練りました。一年生の育成計画では来年入部してくれた一年生に向けて、どのような座学をいつ行うか、新二回生中心で考えました。去年習ったときのことを思い出しつつどのような座学を行ったら一年生に興味を持ってもらえるのか。去年よりも更に分かりやすい教え方を目指します。


12日は成山様にレース運営座学をしていただきました。レース運営座学では成山様に運営していただいている市長杯で実際に使っていた備品チェックリストなども見せていただきました。前回の一年生レース運営で出た反省にも返答していただき、これを次回の一年生レースやそれ以降の糧にしたいです。


13日はコースの分析を行いました。コースの分析ではtractracで一艇に注目して、アップウィンドのレグで他艇とのミートを主題に、下受けタックかスタンを通るかの選択について考察しました。全日インカレでは東北インカレの比にならないほどのミートが発生していて、事前にそのゲームの方針を固める大切さを痛感しました。そのための知識を大切にしたいです。


19日は船外機座学、ケースブックを使ったルールの確認を行いました。練習する上で欠かせないレスキュー艇に必要な、船外機の仕組みを知ることで扱い方を学ぶことができました。これから新たに免許取得する部員もいるので、注意すべき点を抑えて安全に活動していきます。またケースはスタートシークエンス中のインシデントについて取り扱いました。救済が適用される場面やリコールについての認識が誤っていたところがあり、様々なケースとその判決を知っていく必要を感じました。


20日はチューニングの考察を行いました。ミドルのリーチリボンが流れていない時の原因と対処法について考えた上で、プリベンド量を増やした時のメリット、デメリットを考えました。チューニングレベルでのセールシェイプの作り出し方について理解を進めることができたと思います。海上練習への意欲も高まり、有意義な議論となったように感じました。


23日はチームミーティング、勧誘準備を行いました。各クラスで春練習からの計画を確認したり、セーリング技術向上のために知識を得る時間をとったりしました。同じ知識を共有することで、海上練習時の練習ポイントも個人とチームで考えられたと思います。


24日はトラブルシューティングを行いました。今回は過去にシングルハンド艇の艇体放棄をした事故について扱い、事故が起きた原因、対策について話し合いを行いました。

事故は一つのトラブルだけではなく、小さなトラブルが重なりあうことによって重大化するということを改めて感じ、日頃の点検、配艇の立て方に注意を払う必要があると感じました。また天気についても天気図だけではなく、実測値を細かく確認し、その変化に気づくことがとても大切であると感じました。


26日はコースの分析、ケースブックを使ったルールの確認を行いました。コースの分析ではtractracを用いて下りレグで順位を落とした艇をテーマに、原因の考察、また自分ならばどのような動きをしたかというお題で班ごとに話し合いました。話し合いでは様々な観点から原因を考えることができ、対処方法などを学ぶこともできたためとても充実した時間となりました。


27日はチューニングの考察、勧誘準備を行いました。勧誘準備ではSNSの使い方や、オンラインで行うイベントのテーマ決めなどを行いました。いまだに新型コロナウイルスの感染者数は多く対面での勧誘活動は厳しいため、オンラインでの勧誘でも多くの新入生にヨット部に興味を持ってもらえるよう話し合いを進めていきたいと考えています。


新潟大学学友会ヨット部4回生塚田裕介