3月25日〜29日の活動報告

OBOG、並びに関係者の皆様、いつもお世話になっております。新2回生の高橋実来です。

 

325日〜29日の活動報告をさせていただきます。

 

25日は、午前は南東2-3m/s、午後は南西1-3m/sの風で、ミドルラウンディング、スタート練習、コース練習を行いました。午前は風が弱い中でのスタート練習となり、スタート前の待機位置や微速前進の調整が難しく、スタートラインとの距離感と艇速をよく考える必要があると感じました。午後は午前の反省を生かして動作練習とコース練習の2つの目的に分けてミドルラウンディングを行いました。目的を分けることでメリハリがついて有意義な練習ができたと思います。途中、風が吹き上がり予定よりも早く着艇しました。風が上がる前に様々な情報を得て、素早く対応することが大事であると痛感しました。

 

26日は、午前は天候不良のため出艇を見合わせて新規船舶免許取得者の運転練習を行いました。午後は天候が回復しましたが、強風の予報だったため片クラスずつ帆走練習を行いました。風は北2-3m/sと予報よりは上がりませんでしたが、風が弱いわりに波のある海面で一定のスピードで船を走らせるのに苦戦している艇が多く見られました。船が揺れて減速することも多くありましたが、船が走っているときのセールシェイプやヒールバランスはどのようになっていたのかをペア間で共有できました。

 

27日は、午前は北-北東3-4m/s、午後は北東-4-5m/sの風で、ミドルラウンディング、スタート練習、コース練習を行いました。また、午前はレーザー、午後はSSも出艇しました。普段乗っていない艇種に乗っていつもとは違う状況を体験することで、ヨットの新たな楽しさに気づくことができました。午後は最初、SNIPEチームはレーザーの出着艇練習を行い、470チームはSSの練習を見ていました。レーザーの出着艇練習では、ヨットの基本的な原理は変わらないので、多少システムは異なっても出着艇においてやることの意味を考えて行えば、安全に行うことができると感じました。

 

28日は、午前は南東3-6m/s、午後は東-南東2-4m/sの風でレースを想定したコース練習を行いました。久々にレグの長いコース練習を8本行いましたが、各艇がペア間でコミュニケーションをとって課題を持ちながら練習に臨んでいました。また、ルールを行使したり、プロテストの声が上がるなど、陸の活動で行ったルールについてのグループワークがきちんと生かされており、非常に有意義な練習になったと思います。

 

29日は、午前は南西-西5-7m/sの風で、午後は強風の予報だったため出艇を見合わせて、陸で3月練習の振り返りと勧誘についてのミーティング、部室の整理整頓を行いました。午前は470チームはレーザーの出着艇練習、SNIPEチームは帆走練習とロングラウンディングを行いました。帆走練習では、レスキュー艇からアドバイスをもらってより早く船を走らせるために各艇が試行錯誤していました。ロングラウンディングでは、前日のコース練習の反省をもとに各艇がそれぞれ課題を持って練習に取り組んでいました。天候にも恵まれ、3月練習を締め括るにふさわしい練習ができたと思います。午後の3月練習の振り返りでは、海上と陸の運営に分けて良かった点と改善すべき点を挙げて、4月以降の練習に生かせるようにまとめました。

 

今週の活動には津野洋様、冨樫力様、鈴木智之様、佐藤駿様、樋田煕様、稲葉省吾様、高橋英晃様、浅賀築様に来ていただきました。お忙しい中ご足労頂きありがとうございました。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

新潟大学学友会ヨット部新2回生 高橋実来