関係者の皆様

関係者の皆様

日頃より大変お世話になっております。四回生の樋田煕です。

この度9月28、29日に行われました東北インカレ予選での敗退をもちまして、四年生は引退となり代替わりいたしましたので皆様にご挨拶をさせていただきます。

まず初めに、私たち四年生をここまで応援してくださいまして本当にありがとうございます。
ここまで私たちが事故なく、安全にセーリングに集中して活動を続けてこれたことはひとえにOB・OGの皆様のみならず、多くの関係者の方々のサポートによってだと感謝しております。

 

東北インカレ予選を終えた今の率直な気持ちを申し上げますと、「やりきった、後悔はない」という気持ちです。
大会結果は、チームとしても個人的にも不甲斐ない結果に終わり全日本出場の切符は逃してしまいましたが、今持っている実力は出し切れたと思っています。

 

私たち4年生がヨット部に所属し、4年が経とうとしています。喜び、悲しみ、悔しさ、怒り、様々な感情を抱きました。
特に主将になってからの1年間は、毎日部活のことを考え、どうやったら勝てるチームになるのか考えてきました。
失敗ばかりでうまくいかず、厳しいご指導もたくさん頂き、本当にすべてを投げ出し、逃げたくなる時もありました。
それでも続けてこれたのは、同期の沼田、そして後輩たちのサポートがあったからです。
特にヨット部の活動について理解してくれて、いろいろな面で援助してくれた父と母には感謝しかないです。

本当にありがとう。

 

この新潟大学学友会ヨット部での4年間は、何にも代えられない、最高でかけがえのないものになりました。

それは、本気で考え、試行錯誤を繰り返し、多くの失敗をしながらも、ヨットの技術はもちろんのこと人としても大きく成長できたと思っているからです。この経験は、今後の自分の人生にも生かされるものだと確信しています。

 

次は第72代となり、新たな時代が始まります。
辛いこと、苦しいこと、たくさんあると思います。それでも、君たちならどんな荒波でも超えられるはずです。
私たち4年生は第1線は退きますが、来年全日本インカレに出場するためのサポートなら、私たちにできることを何でもやるつもりです。

 

また、OB・OGの皆様や多くの関係者の皆様から受けた多大なる御恩を、別の形としてしっかり後輩へと還元して参ります。
皆様におかれましても、どうかこれまでと変わらぬご指導、ご鞭撻賜りますようよろしくお願いいたします。

 

新潟大学学友会ヨット部 4回生
樋田 煕